勉強会~シンガポール経済~
1月31日(火)に海邦総研会議室にてシンガポールについて勉強してきましたので、ご紹介したいと思います。
講師:木島洋嗣氏(Tree Islands Singapore社長)
・東北大震災以降、シンガポールへの日本人移住者が急増中
これまでは、微増であったが、震災以降は大幅に増えており、間もなく3万人に達する見通し。
・特に大企業(日本郵船など)だけでなく、ベンチャー企業の東京から本社機能をシンガポールに移転するケース(国籍変更)が増加。
それに伴う日本人従業員が増加。
・シンガポール経済の主要産業
製造業 27%(主に石油化学)
金融 12%
・3つのゼロ
1.失業 2.対外債務 3.公団住宅の整備によるホームレス
・アジアの十字路
アジア全域への最初の進出拠点に最適
・シンガポール国家運営方針
外(海外)で稼いで内(国内)で使う
世界中に投資し、その稼いだ利益で国内のインフラ整備を進める
・税務が単純(日本のように複雑ではない)なため、税理士という職業はない。
・すべて手続きは、ネットで行う。
・政府の意思決定スピードが迅速
日本人が現地で行うビジネスとして多いものは、飲食業である
日本食レストラン、ラーメンなどは日本食ブームの中で人気があり、華僑、現地人、日系人が対象となる。
中小企業が生き残る道は、現地化である。
その他、香港と比較し、シンガポールを拠点にし、ビジネスを行う上でのメリットなど
【まとめ】
・仮にベトナムやインドネシアなどASEAN圏でビジネスを展開するうえでシンガポールに統括会社を設立するメリットを確認できた。
・ビジネスの場を日本から成長著しい東アジア圏へ展開する動きが進行していること。
・富裕層の日本からの逃避が今後焦点になりそう
・シンガポールにおけるビジネスの税制上のメリット
以 上
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