沖縄本島北部に自然体験型テーマパークと不動産への影響
22 年 2 月 8 日付、琉球新報掲載記事より 沖縄本島北部地域のテーマパーク建設に向けた起工式が 2 月 7 日に実施され、 2025 年前後の開業に向けて本格的に動きがでてきました。
具体的なコンセプトは非公表ですが、開発許認可を取得し事業費として 600 億円以上とされる資金調達を完了し、元ゴルフ場の地形を活用し亜熱帯地域の自然環境とアクティビティーを融合させるテーマパークを建設予定。敷地面積約120ヘクタールのうち、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)とほぼ同水準の大きさに相当する北側約56ヘクタールの本格工事が始まります。
沖縄北部テーマパーク構想は大阪 USJ の経営改革を行い東京ディズニーランドと並ぶ集客に成功したマーケティング事業家である 森岡毅氏の発案。 個人的には過去に沖縄でテーマパークやリゾート構想などが公表されたが、いつの間にか消えた構想などもあり実際の成功率は低いと思っていました。
沖縄県北部は中南部よりも相対的に産業基盤が弱く 今後雇用創出や教育基盤の整備になることを期待したいです。
工事作業員の宿舎や建設リース、飲食関係の特需もでてきそうです。 また名護東道路の延伸と 共にクルーズ船やヨットの寄港地整備などインフラ 整備の可能性もあるようで期待が膨らみそうです。