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県外賃貸不動産の現状

県外からの友人とビールを飲みながら福岡の賃貸市場・投資市場の話を話していましたが、「福岡市内でもついに家賃1万円の部屋がでたのよ~」と嘆いていました。1万円「台」ではありません。しかも管理費コミコミで初期費用ゼロ。
そして場所が悪いかと言うと福岡市内で徒歩10分以内。
需要が減少して供給が過剰な札幌や仙台郊外で1万円物件の話を聞いたことがありましたが、いよいよ供給過剰な福岡にこの波がきたのかと思いました。
ほぼローンが終了していて賃料の値下げ競争になっても影響のない方であれば、良いですが、ぎりぎりの投資でやっているひとは大変だと思います。
1万円の部屋だと、福岡市外の人が「飲んでタクシーで帰るより安いから」という感じのセカンドハウス需要があるということですが、運営費が出ません。
管理費・修繕積立金で6千円、固定資産税の月割り計算で3千円、賃貸管理で2千円。
キャッシュ買いしていても満室でようやく収支トントン。原状回復工事が発生したら赤字です。
恐ろしい・・・。
但し、東京都内は貸し手市場です。人、物、金が唯一流れ込む地域です。大阪を含めた地方は供給過剰です。
全国賃貸住宅新聞の統計データでは、沖縄は、現在平均空き室率11%、東京が17%、福岡20%以上、福島にいたっては、統計上40%の数字が出て、何が起きているのか分かりません。
ひとつ言えるのは、日本では金がだぶついていて、長引く低金利で受け皿が不動産建築だということです。
オーナーさんは、どこでやるにしても投資分析・市場分析が必要なんです。

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