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全国と沖縄の賃貸物件のトレンドは?

皆様、おはようございます。
本日は、前回の賃貸物件の分析の続きになります
九州地方では、福岡県の空室率が高く約18%という結果です。
福岡県では、ファンドの建設ラッシュによるワンルーム供給過剰で一気に空室率の上昇、成約賃料が下落しました。
建設ラッシュは沈静化したが、ファンド物件は新築で駅が近く、フリーレント(家賃無料期間)が付くなど既存物件から入居希望者を奪っている状況です。
中国地方・東北地方・北海道も軒並み⒛%の空室です。ワンルーム物件が供給過剰の大阪では、ほとんどの物件が敷金・礼金などの入居一時金がゼロの物件です。
成約賃料は下げ止まったようですが、フリーレントを2ヶ月つけるなど、入居条件の引き下げによる入居者獲得競争は続いています。
沖縄では統計上、全国平均空室率18%を下回る良い環境にあると言えます。
但し、全国の流れの中で那覇市真嘉比地区・浦添市経塚地区・南風原町津嘉山地区・与那原町東浜地区、八重瀬町屋宜原地区等で新築物件の供給が増加していることから、既存物件は入居一時金等の緩和が必要になる等の競争が増してくる傾向にあるようです。

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