沖縄民泊の入り口と出口②
【沖縄民泊の入り口と出口②】民泊ホテル系は災害や海外情勢、ビザ関係に左右され、特にインバウンド偏重の場合この辺を考えていない方は今回影響を受けているように感じます。国内客リピーターを持っている宿はコロナ禍でも手堅い印象。民泊の定義はいろいろですが、アパートに代表される不動産投資より事業性が高い。
アパートは立地物件力があれば入居募集・契約、修繕クレーム対応等の対応業務を管理会社に丸投げし回る性格が強く副業感覚でもなんとかなる。民泊ホテル系は好景気の時は代行業者の腕が低くとも集客できているので表面化しないが不景気になると急に厳しくなり、別の代行会社を探す流れ、市場の需給調整により淘汰再編。利益を出そうと考えず、生き延びることを考える。県内の不動産市場は相変わらず売手強気の価格帯、一部で綻びの様子も見られ金融機関の姿勢、景気循環的にも去年夏以降より相談のお客様へ助言しお手伝いする機会があり、不動産従事者の視点から民泊業界の1年をまとめてみました。去年は参入障壁の低いレンタカー業を始めたいという素人の方々(主婦や何かのグループ)からの相談も多く、実績無及び不適格のため厳し目の審査となりました。原野商法のような相談もあった。その前は補助金関係の介護グループホーム、ハロワーク関連その前は太陽光ブーム、副業感覚のブローカーが多かった。雇用斡旋スキーム、マルチ商法している年配の女性が多かった。バブルになると不動産を筆頭にブローカー、他業界から参入者増えます。不況になるといなくなるようです。