賃貸経営を行う際の「実行の基本原則」と「情報」
今年最初の1/8(木)賃貸経営入門講座、ただいま、終わりました!
賃貸経営の全体像とQ&A方式で賃貸経営の実務をメンバー間で考えていき、賃貸経営を構成する4大要因の概要を分かりやすく説明。本日は、受講者の中古アパート投資も絡めながら、アパートの間取りや土地の目利き・事業収支計算などがメインでした。
賃貸経営(不動産投資)を実行する上で、
■熱意・向上心53%・目的・目標27%・戦略/仕組み13%・戦術7%
ですが、その実行段階で各項目にかかってくるのが実は、「情報」です。情報つまり賃貸経営の勉強もせず、先入観で賃貸経営または不動産業する方が多いのも事実ですが、情報なくして、正しい行動は難しいと思います。というのは、一部の経営(商売)センスのある方を除き、私もそうですがたいていの人は先入観にとらわれています。自分を変えたければ、パラダイムを変える、
すると結果も変わってくる
人はみんな「パラダイム」という眼鏡をかけて生活しています。
『7つの習慣』の中で出てくる重要なキーワードの一つに、「パラダイム」という言葉があります。
パラダイムとは、平たく言えば物事の見方や認識の仕方のことです。
コップを見て、「もう半分しか残っていないのか」と思う人は悲観的なパラダイムという眼鏡をかけ、「まだ半分も残っているぞ」と思う人は楽観的なパラダイムという眼鏡をかけている。そうした眼鏡を通して世界を見ているから、同じ事象が人によってまったく違って見えてくる。
ところが人は、自分が他人とは違うパラダイムの眼鏡をかけて世界を見ているということをほとんど意識していない。
コヴィー氏も次のように述べている。
”誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。だが実際はそうではない。私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件づけされた世界を見ているのである。何を見たか説明するとき、私たちが説明するのは、煎じ詰めれば自分自身のこと、自分のものの見方、自分のパラダイムなのである。”(『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』P22)
コヴィー氏は、間違った地図を手にしても目的地にたどり着けないのと同じように、間違ったパラダイムのままでは、人はけっして成功を手に入れることはできないと言う。
『孫子』が説く、
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」つまり、「情報を集めろ」という事・・・周辺の賃料設定の情報・競合物件・間取りなども、そして自分自身の事も、調べつくした上で、「勝てる相手とだけ戦え」と。
ちなみに、情報には1次情報、2次情報、3次情報があります。インターネットの情報は2・3次情報です。
あなたは賃貸経営を行う上で、どのようにして1次情報を手に入れますか。