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リビンマッチは「キャンセル窓口」を用意していますが注意点もあります

不動産一括査定サイトとしては珍しく、リビンマッチはキャンセル窓口を用意している点が良心的です。

しかし、注意点もあります

筆者の経験上、リビンマッチに入力後、数十秒で情報が不動産会社に転送されていたこともありました。

そうなると、面倒ですがそれぞれの不動産会社に対してキャンセルの意思表示をする必要が出てきます。

この記事では、そんな場合もしっかり対応できるように、リビンマッチのキャンセル方法について解説します。

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この記事は、宅建士資格を保有するアップライト合同会社の立石が執筆しました。

リビンマッチのキャンセル方法は2パターン

他の不動産一括査定サイトに比べると、リビンマッチはキャンセル方法がわかりやすく、また個人情報の問い合わせ窓口を明示しています。

そんなリビンマッチのキャンセル方法は、次の2パターンあります。

  1. リビンマッチのキャンセル窓口から連絡
  2. それぞれの対応不動産会社にキャンセルの意思を伝える

不動産会社としては、リビンマッチにキャンセルを伝えた上で、自社にもキャンセル依頼をしてもらうと助かると考えています。なぜなら、不動産会社はリビンマッチなどの不動産一括査定サイトから査定情報が送信されると、お金を支払う必要があるからです。

リビンマッチにキャンセルを入れておけば課金される確率が減るため、不動産会社にとっても助かるのです。

この仕組みを理解し、不動産会社とリビンマッチの両方にキャンセルの連絡をしてあげると、よりスムーズに査定キャンセルが行えるでしょう。

リビンマッチが公開するキャンセル・個人情報削除窓口

リビンマッチにキャンセル窓口があることはすでに述べました。

上記のリンク先に電話番号や電子メールアドレスが明記されているので、問い合わせてみてください。別途個人情報の開示も受け付けています(個人情報の開示には手数料が必要)。

実は、不動産査定サイトの中で、このような窓口を設けているところは少ないため、リビンマッチにキャンセル窓口や個人情報の問い合わせ窓口がある点は良心的だといえます。

不動産会社に直接キャンセルを伝える場合

しかし、実際にキャンセルする場合は注意が必要です。

リビンマッチを経由して送信された査定依頼データは、比較的短時間で不動産会社に転送されます。そのため、通常は各不動産会社に対してキャンセルの意思表示をする必要があります。

不動産会社に査定キャンセルを申し込むのは面倒に思えるかもしれませんが、筆者の経験ではそれほどしつこい営業はなく、売却を止めた理由とともにキャンセルの意思を伝えるだけで十分です。

リビンマッチなどの不動産一括査定サイトを利用した場合、どのような営業がかけられるのかについては、以下の記事でレポートしています。

大阪府と栃木県で2度にわたって不動産一括査定サイトを利用したレビューを掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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上記の記事でもわかる通り、どの不動産会社もキャンセルの意思を伝えれば、普通に引き下がってくれました。

ちなみに、筆者の場合は査定を出してくれた不動産会社4社のうち1社に決めたので、残りの3社には断りを入れました。断りを入れると、どの会社もすぐに納得してくれました。

リビンマッチについてのその他のQ&A

この章では、リビンマッチについてその他の質問と回答をまとめていきます。ほかにも疑問点がある場合は、記事の下にあるコメント欄からおしらせください。

できる限りQ&Aを追加していきます。

リビンマッチは怪しい? 信用できる?

リビンマッチだけでなく、さまざまな不動産一括査定サイトを利用する際「なぜ無料で利用できるかわからず怪しい」という意見はよく聞きます。

もちろんこれには裏があり、無料で利用できるのは不動産会社がお金を支払っているからです。不動産会社は不動産一括査定サイトから査定依頼が来ると、それなりにまとまった金額の情報料を支払います。

一般に不動産一括査定サイトを利用すると、1件の情報につき約15,000円程度請求されるケースが多いようです。こういった裏側を知って利用すると、さらに一括査定サイトをうまく使えるようになるでしょう。

例えば既に述べたように、キャンセルをする際は、不動産会社にキャンセルを伝えるだけでなく、不動産一括査定サイト側にもキャンセルを入れておくほうがいいでしょう。そうすると、不動産会社は課金を除外してもらえる確率が上がりますので、より納得してキャンセルを受け付けてくれます。

リビンマッチでしつこい電話営業は来る?

これに関しては一概には言えません。全国で見ると、かなりの数の不動産会社が登録しているので、すべての会社が良心的かどうかは判別できません。中にはしつこい営業をしてくる不動産会社があるかもしれません。

例えば、筆者が不動産会社の立場で不動産一括査定サイトを利用していた時は、何度もアポなし訪問を繰り返している会社を目にしました。

しかし最近、ユーザーの立場で利用してみたケースでは、特にしつこい営業はありませんでした。一般的には、それほど心配する必要はないと考えています。

万が一しつこい営業にあった場合は、以下の2つの窓口に相談してみてください。

ほとんどの不動産会社は上記2つの団体のどちらかに加盟しています。どの団体に所属しているかは、不動産会社のホームページなどに明記されている場合がほとんどなので、一度確認してみてください。

リビンマッチの査定は正確?口コミは?

筆者が実際に大阪と栃木で不動産の価格査定依頼をしてみたところ、リビンマッチだけでなく、その他の不動産一括査定サイトについても、価格査定はあまり正確ではないことがわかっています。

どうしても査定額が上振れしがちな理由については、以下の記事で解説しています。

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不動産一括査定サイトでは、査定の良し悪しは玉石混交の状態なので、本当に正しい査定額を知りたい場合にはあまり役に立ちません。査定額にばらつきが大きすぎて、どの査定が本当に正しいのかがわからないからです。

正確な価格査定を出してもらいたいと考える場合は、コンプライアンス体制を重視している大手不動産仲介会社に依頼してください。不動産の価格査定を正確に出してくれる不動産会社を1社あげるとすれば、三井のリハウスでしょう。

三井のリハウスは正確な価格査定を打ち出していますが、これは業界でも珍しい営業方針です。

上記の公式サイトを開いて少し下にスクロールしてみると、正確な価格査定を前面に打ち出していることがわかります。また、価格査定が正確なので、短期間に値下げすることなくしっかりと売り切っていることもわかります。

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リビンマッチと他の不動産一括査定サイトの違いは?

リビンマッチと他の不動産一括査定サイトを比べた場合、その仕組みは基本的に同じで、大きな違いはありません。しかし、リビンマッチならではの特色もあります。

リビンマッチでは農地やビルなどの特殊な案件も査定を依頼できるので、そういった物件の価格査定を行いたい場合は最適といえるでしょう。筆者も不動産会社の立場で、リビンマッチから何度も農地の査定依頼を受けました。

また、リビンマッチの公式サイトでは、一戸建てやマンションの価格査定だけでなく、さまざまなメニューが用意されています。買取、リースバック、土地活用など、幅広く相談ができるのも特徴といえるでしょう。

まとめ「リビンマッチはキャンセルできます」

もし現在リビンマッチで査定依頼をしていて、キャンセルしようかどうか迷っているのであれば、一旦価格査定を受け取ってみても良いのではないかと思います。

その上で納得がいかないようであれば、各不動産会社にお断りをすれば、大抵の場合は納得して引き下がってくれるでしょう。ほとんどの場合、それでもしつこく営業されるようなことはありません。

不動産一括査定サイトで受け取った価格査定に疑問がある場合は、大手不動産会社から査定書を出してもらうことをおすすめします。

一般に大手不動産仲介業者は精度が高い査定システムを導入しており、またコンプライアンスも重視するため、正確な価格査定書を出してくれます。

特に三井のリハウスは価格査定の正確さを全面的に売りにしている、数少ない不動産会社のひとつです。上記公式サイトでも、査定の正確さを大きく打ち出していることがわかります。

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また、沖縄県内の場合は、トーマ不動産が正確な価格設定を提供しています。トーマ不動産ではAIを活用した不動産価格査定システムを導入しており、根拠を明示して納得のいく価格査定書をお出ししています。

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