沖縄の外壁塗装事情について
8月~9月は台風シーズンとなり今回は沖縄の外壁塗装事情をご紹介したいと思います。
沖縄は亜熱帯で海がきれいという南国のイメージを持たれている方が多いと思いますが、一年を通じて「高温多湿」で紫外線が強く、台風時の塩害もあり県外と比較し外壁コンクリートへのダメージは大きく、年月と共に劣化しやすい気候条件です。
そのため、ペンキの量や質は沖縄の厳しい環境に合わせる必要があります。
まず、1つ目は「湿気」です。
外壁にカビやコケ、藻などの汚れが発生しづらいよう防カビ塗料を選びます。日当たりが悪かったり、湿気が強い環境では月日と共に外壁が黒く汚れていきます。
2つ目は「塩害」です。
台風時や海に近い場所は外壁の劣化が早く、台風後は建物を水で洗い流したりすることで長持ちします。アパートや戸建は各フロアー毎に水道栓があると定期清掃も含めメンテナンスが便利です。沖縄ではコンクリートのひび割れから雨水が侵入し、内部の鉄筋が腐食、膨張しコンクリートが剥離するメンテナンスを怠った古い戸建を見かけ、その場合補修費が割高になりメンテンスは大切だと感じます。
3つ目は「遮熱」です。
沖縄の住宅は年間通して強い日差しに晒されています。直射日光は室内気温を上昇させるため建物表面の温度上昇を抑える「遮熱塗料」の使用が良いです。遮熱がない場合、沖縄の建物上階は暑いと思います。
私自身は自宅の外壁塗装時に価格と質の面からシリコン系塗料を選択しています。
沖縄での外壁塗装のポイントは①湿気 ②塩害 ③遮熱 と感じます。