不動産管理のレベルは会社の大小ではなく、担当者次第?
皆様、おはようございます。
本日は、アパートなどを不動産会社へ管理を委任する場合について考えてみましょう!!
アパートなどを建築した後、通常大家さんはご自身で管理する場合以外は、どこか不動産管理会社へアパート管理を任せることが多いですね。
特に、ご自身で仕事を持っている場合は、入居者からの要望に細かに応えきれない場合が多くなるからです。また近年は、大家さんとご近所関係を持つことを遠慮する入居者や入居者の滞納や要望に対して丁寧・慎重な対応が必要なケースが多いため、これまでの大家さんの対応では苦慮するケースも出てきているようです。
そこで、大家さんと入居者さんとのワンクッションとして不動産管理会社の出番ということですが、これまで編集長が自社や他社のアパート管理について観察してきた結論として、
物件担当者制をとっている会社の場合は、(県内はこの制度が多いと思います。)
”不動産管理のレベルは、会社の大小ではなく担当者次第”
と最近気づきました。
他には、業務担当制があり、比較的管理戸数が多い会社だと採用しているマネジメントですね。
大家さんが、不動産管理会社に求めるものを簡単にあげれば
1.報告・連絡(正しい情報をタイムリーに伝えること)
2.提案(現状の課題について、解決方法の選択肢を示す)
3.行動(タイムリーな実行)
など、になるかとおもいます。
一方会社側の体制としては、一番多いパターンがエリアごとなどで「担当者制」を採用していることが多く、その場合「那覇市○○のエリア」の担当Aさん、「那覇市○○のエリア」の担当Bさん、という風になることが多いため、担当Aさんと担当Bさんとの能力が均一であれば、大家さんが受ける管理サービス(クレーム対応、滞納、解約、督促、家賃集金など)も均一と考えることができます。
ただし、通常は差があるので、会社は社員教育を行い、能力を高める努力が必要になります。
その人材育成は、即効ではできるものではありませんので、時間がかかります。
大手であっても中小企業であっても、不動産業界は人材の出入り(独立など)が多く、最終的には経営者の能力・ビジョンが人材育成に大きな影響を与えているようです。
担当者AさんとBさんが大手企業に属するか中小企業に属するかは、イメージとしては大きな違いがあるかもしれませんが、大家さんが受ける管理サービスに関していえば、小さくても日々自己研鑽を行い、ご自身の財産を丁寧に管理する担当者と出会うことが大家さんの生涯の出会いのひとつかもしれません。※管理面についての考察です。仲介力等は考察していません。仲介力はエリア、店舗数、スタッフ数、広告力が強いと空き室期間も短いと思います。