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イエウール等で連絡が来ない本当の理由と宅建士おすすめの対策方法

2024年8月21日

不動産一括査定サイトと不動産会社の間には、利用者が知らない裏事情が存在します。

不動産会社は、一度不動産一括査定サイトと契約すると、スマホの一年縛りのような制約があり、簡単には解約できません。

不動産会社が解約を希望しても、実際には3〜6か月は契約を解除することができないといわれています(Googleマップの口コミなどに記載あり)。

この「やめたいのにやめられない」期間中、不動産会社のモチベーションは著しく低下します。そのため、査定依頼を送っても、なかなか査定結果が送られてこない場合があるのです。

都市部なら査定額が正確な大手不動産会社に相談
地方なら田舎に強い不動産査定サイトを利用

この記事では、イエウールなどの不動産一括査定サイトで連絡が来ない理由や、対策方法について詳しく解説します。もちろん、すべての登録不動産会社が同様にやる気がないわけではなく、しっかりした会社が担当してくれた場合はスムーズに不動産を売却できるはずです。

この記事は、宅建士資格を保有するアップライト合同会社の立石秀彦が制作しました。

イエウール等で連絡が来ない最大の理由とは?

冒頭でも説明したように、不動産会社は不動産一括査定サイトをすぐにやめることができません。これはイエウールだけでなく、多くの不動産一括査定サイトで共通です。

「自社には合わないから、もうやめよう」と決めてから短くて2か月、長くて半年間、契約解除ができないのです。

半年やめることができない
一括査定をなかなかやめさせてもらえない

その結果、やめたいと感じている不動産会社が「ゾンビ状態」となり、形式的に提携だけが続いているケースも少なくありません。

このような場合、不動産会社のモチベーションが低下し、査定依頼を受けても対応が遅れたり、価格査定が送られてこないことがあります。

ここでは、不動産一括査定サイトの仕組みを理解しつつ、なぜ不動産会社が査定依頼を無視し、連絡が来ないのかを探っていきましょう。

不動産一括査定サイトの裏側

不動産一括査定サイトのしくみ

不動産一括査定サイトの仕組みを知ることで、問題点が見えてきます。

ユーザーが査定依頼情報を入力すると、その情報は最大6社(または10社)の不動産会社に送信されます。各不動産会社は1件あたり約1万5000円の費用を支払い、営業を開始します。

最大査定社数はサービスによります

『最大社数』はサービスごとに異なります。例として、イエウールは最大6社(公式)、リガイドは最大10社(公式)です。一概に多ければいいわけではなく、通常4社程度に査定依頼できれば十分でしょう。

このように複数社に査定情報が送られることで、競争が激化してきました。その結果、手っ取り早く媒介契約を取得するために、実際の市場価格からかけ離れた高額な査定を出す不動産会社も増えてきました。こうした状況が続くと、不動産会社の対応が鈍くなり、査定結果が送られてこないケースもあります。

不動産会社に対する不動産一括査定サイトの課金は1万5000円前後の事が多いですが、査定サイトによって異なります。また、エリアによっても異なります。

最良の対策方法は「別のサイトを使う」

不動産会社のモチベーションが低下している場合、クレームを入れても効果は期待できません。不動産会社はリソースの無駄遣いをを最小限に抑えるため「何も対応しない」という選択をすることがあるからです。

そのため、査定依頼をしても連絡がなく、査定結果が送られてこない場合は、別の不動産査定サイトを利用する事が効果的な対策となります。

都市部でのおすすめ:大手不動産会社

都市部において、イエウールなどの不動産一括査定サイトを使用しても連絡が来ない場合は、大手の不動産会社に価格査定を依頼するのがおすすめです。

特に「三井のリハウス」は、不動産業界でも珍しく、公式サイトで「価格査定の正確さ」を大きく打ち出しています。通常24時間以内にレスポンスがあり、業界トップクラスの正確な査定を出してくれます。

上記の公式サイトでも、三井のリハウスは「査定が正確であること」「値下げせずに短期で売却していること」を訴求しています。過去100万件以上の取引事例に基づくデータで精度の高い査定を算出できる点も、他社にない魅力です。

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地方でおすすめ:不動産会社に厳しい条件をつけないリガイド

筆者は不動産会社の立場で、合計6種類の不動産一括査定サービスを利用しました。その中で最も「不動産会社の立場を考えてくれている」と感じたのが「リガイド」です。

そのため、リガイドは地方でも提携不動産会社が多く、地方の物件の売却にも対応してくれます。

筆者は全国7都市で実在マンションのデータを利用した入力実験を行いましたが、その結果最も優秀だった一括査定サイトもリガイドでした。

詳しくは以下の記事を参照してみてください。

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マンションならマンション専門の一括査定サイトがおすすめ

マンションの価格査定は比較的定型的で、査定書作成の難易度は高くありません。それにもかかわらず査定書が送られてこない場合、何らかの理由があるはずです。

そこで、マンションの査定依頼をしても連絡が来ない場合は、マンション専門の不動産一括査定サイトを利用してみてください。

「マンションナビ」はマンション売却の一括査定等を提供するマンション領域特化の公式サービスです。

ただし、マンションナビも一括査定サイトであるため、高すぎる査定額には注意し、査定内容をしっかり確認しましょう。その点を考慮するなら、スターツピタットハウスが査定対応してくれる「クラモア」が安心です。

クラモアなら必ず大手不動産会社が対応してくれるので、価格の正確さにも期待できます。

不動産会社から連絡が来ない5つの原因と確認リスト

査定依頼後に連絡が来ない場合、「不動産会社の怠慢」よりも「物理的なエラー」や「営業日による遅延」が原因である可能性のほうが高いでしょう。

なぜなら、不動産会社は査定サイトに対して1件あたり数千円から1万数千円の紹介料を支払っており、連絡を無視することは自社にとって大きな損失になるからです(ざっくり1万円をドブに捨てることになります)。

筆者としては、以下のような原因が多数を占めると考えています。

連絡が途絶える5つの主な原因

  1. メールアドレスや電話番号の入力ミス:単純な打ち間違いにより、会社側が連絡を取りたくても取れないケースは意外とよくあります。
  2. 迷惑メールフォルダへの自動振り分け:不動産会社からのメールは、URLや図面データが含まれるため、セキュリティ設定により「迷惑メール」と判定されがちです。
  3. 不動産会社の定休日(水曜日が多い):多くの不動産会社は水曜日を定休日としています。火曜日の夜に依頼した場合、連絡は木曜日以降になります。
  4. 物件情報が不足しており、査定がストップしている:地番やマンション名が不明確な場合、机上査定(データ上の査定)ができず、確認作業に時間がかかっている場合があります。
  5. 査定サイトのシステム遅延:稀ではありますが、サイトから不動産会社へデータが転送される過程でタイムラグが生じることがあります。あるいは、査定サイト側が「査定依頼情報が不正確ではないか」と考え、数日かけて調査した事例も経験があります(筆者の体験)。

【1分で完了】セルフ確認リスト

連絡が来ないと感じたら、まずは以下の3点をチェックしてください。

  • メールの「ゴミ箱」や「迷惑メールフォルダ」に、会社名での受信がないか?
  • 着信履歴に、見覚えのない固定電話や携帯番号(営業担当)がないか?
  • 今日は「水曜日」ではないか?(または依頼から24時間以内か?)

ごくまれに、ITに不慣れな不動産会社が、通常のEメールではなくスマホのショートメールを送ってくることがあります。スマホに見覚えのない電話番号からショートメールが入っていないか見てみてもよいでしょう。

ちなみに、ショートメールで査定額を送ってきた事例は、以下の記事で紹介している栃木県宇都宮市の事例です。

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連絡を待つのは「最大3日間」まで。見切りの判断基準は?

筆者の考えでは、査定依頼から「3営業日」待っても連絡がない場合は、その会社を候補から外して次へ進むべきです。不動産売却はスピードが命であり、最初の連絡が遅い会社に、大切な資産の売却を任せるのはリスクが高いと判断できるからです。

なぜ「3日間」が見切りの基準なのか?

不動産業界において、一括査定サイト経由の依頼は「今すぐ客」として最優先で対応するのが鉄則です。優良な会社であれば、通常は数時間以内、遅くとも24時間以内に受取確認の連絡を入れます。

3日経っても連絡がない場合、以下の点が心配になります。

  • 顧客管理体制の問題:査定依頼を見落としている、あるいは対応の優先順位が著しく低い。
  • 営業担当者の力不足:丁寧なサポートを期待できない可能性が高い。

中にはあまり経験のないエリアや物件種別だった場合「自信がないから査定が出せない」というケースもあります。この場合も、早いタイミングで見切ってしまい、別の業者に相談した方がいいでしょう。

どんなにやっかいな査定業務でも、3日以上かかることは通常あり得ません。筆者の経験では、大規模なアパートまるごと1棟の査定や、中規模ホテル全部を査定した時以外、24時間以内には査定業務を完了しました(ホテルは2週間ほどかかりましたが……)。

1か月以上の放置は厳禁

もし「いつか連絡が来るだろう」と1か月以上放置してしまうと、売却のベストタイミングを逃すことにつながります。不動産市場は常に変動しており、査定結果には鮮度があるからです。

ではどうすべきか?

3日待っても連絡がない、あるいは対応に不安を感じた場合は、以下のステップで対処してみましょう。

  1. 査定サイトのサポート窓口へ連絡する 「連絡がない」と伝えることで、サイト側から会社へ督促、あるいは提携の見直しを促せます。
  2. 別の査定ルート(地域密着型や大手専業)を検討する 一括査定とは別に、地域で実績のある会社に直接相談することで、より精度の高い回答が得られます。

もし沖縄県内で迅速に対応できる業者を探す場合は、トーマ不動産にもご相談ください。通常半日程度で査定書を送付します(繁忙期など、特殊な理由がある場合でも24時間以内に査定書を送付できます)。

沖縄県以外(東京、大阪、愛知)では、提携各社が対応することも可能です。お気軽にお問い合わせください。

不動産会社が「ゾンビ化する」事情

査定を依頼したのに不動産会社から連絡が来ない背景には、意外な事情が隠れている場合があります。それは、不動産会社が一括査定サイトを「解約したくてもできない状態」に置かれ、ゾンビ化しているケースです。

不動産一括査定サイトは、スマホの1年縛りのようなもので、不動産会社は一括査定をやめたいと思っても、3か月から半年以上「やめさせてもらえない」契約になっています。

多くの一括査定サイトでは、不動産会社が解約を申し込んでも、数か月は契約を続ける義務があるわけです。つまり、今月「辞めたい」と言っても、半年先までサービスを続ける必要があります。

ゾンビ業者に任せてはいけない理由

「最初の連絡が遅い(来ない)会社」は、売却活動もルーズです。一括査定で利益が出せなかった「ゾンビ業者」はモチベーションが低く、フットワークが重いのが実情。大切な資産の売却をお願いするのは心配です。

一括査定サイトとしては、コストを回収するのが目的

しかし、なぜこれほど長い解約期間が設定されているのでしょうか? 理由は、一括査定サイト側の広告費回収にあります。サイト運営会社は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに莫大な広告費を投じてユーザーを集めています。不動産関連のキーワードは広告費が非常に高く、1件の問い合わせを獲得するだけで1万円から2万円近くかかることも珍しくありません。

Googleが公式に発表している、リスティング広告の料金(推定値)を見てみましょう。

検索キーワード広告料金(上部/1クリック)
物件 売却¥10,110
不動産 売却¥6,355
戸建て 売却¥8,229
中古 マンション 売り たい¥7,516
一戸建て 売り たい¥8,798
住友 不動産 マンション 売却¥153,235
物件 売り たい¥11,277
マンション 売却 不動産 会社¥7,933

これは検索結果画面上部に表示される広告の、高いケースでの料金例ですが、相当な価格であることがわかります。そして、イエウールなど不動産一括査定サイト側は、この先行投資を回収するため、加盟店である不動産会社に一定期間、契約を継続することを求めているのです。

問題は、解約を申し込んだ後の不動産会社のモチベーションです。「あと半年我慢すれば辞められる」という状態で、これまで通り熱心に査定書を作成したり、迅速に連絡を返したりするでしょうか。やる気を失った状態で形だけ対応を続けている可能性も考えられます。

結果として、査定を依頼したユーザー側には「連絡が来ない」「返事が遅い」といった形で影響が出てしまうわけです。一括査定サイトのビジネスモデル上の都合が、最終的には利用者の不便につながっているともいえるでしょう。

そもそも「値段だけ知りたい」というのはNG

不動産一括査定の広告には「気軽に値段だけ知りたい人も大丈夫」と書かれている場合があります。

しかし、本来、不動産一括査定は不動産を売却したい人が利用するものです。単に価格を知りたいだけの目的で利用するのは、ぜひ避けてください。

不動産会社は査定情報に対して課金されており、決して安くない費用を支払っています

そのため、値段だけを知りたいからといって軽い気持ちで査定依頼をされると、不動産会社の業務の妨げになってしまいます。

この点について、詳しくは以下の記事で解説しています。

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また「単に値段だけ知りたい」という場合は、以下の記事などを参照して、自己査定する方法もおすすめです。

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まとめ「査定の連絡が来ない理由はモチベーション低下」

家を売却するために不動産一括査定サイトを利用しても、連絡が来ない、または査定書が送られてこないケースが確かにあります。

筆者の体験では、その理由の一つに、不動産会社が一括査定サイトの利用をやめようと考え、モチベーションが低下していることがあげられます。

実は筆者自身、不動産一括査定サイトの契約を解除するのに苦労しましたし、契約解除を決意してからは、なかなか査定書を送る気になれませんでした。

その他、様々な原因で、不動産会社が連絡をしてこない事があります。

その場合、都市部であれば、確実に査定を送ってくれる大手不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。

一社あげるとしたら、価格査定が正確な「三井のリハウス」がいいでしょう。

一方、地方の場合は、不動産会社と良好な関係を築いている「リガイド」という査定サイトを利用してみてください。

筆者も、不動産会社を事業譲渡するまで、リガイドさんにはお世話になっていました。

また、沖縄県内の不動産であれば、トーマ不動産に不動産価格査定をご依頼ください。

トーマ不動産ではAIを活用した不動産価格査定システムを使用し、精度の高い価格査定書をお送りしています。

FP有資格者も在籍し、税制に関するご質問にもお答えできます。

参考文献

  1. イエウール 公式(公開日不詳)『不動産一括査定・売却・相場なら「イエウール(家を売る)」』。 https://ieul.jp/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  2. イエウール 公式(公開日不詳)『不動産査定ならイエウール!完全無料で不動産会社に一括査定依頼』。 https://ieul.jp/satei/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  3. 株式会社Speee 公式(2025-08頃更新)『イエウール - 株式会社Speee』。 https://speee.jp/service/ieul/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  4. RE-Guide 公式(2022-10-03 掲載)『RE-Guide不動産一括査定』。 https://www.re-guide.jp/assess/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  5. 株式会社LIFULL 公式(2025-02-13 公表)『「2024年一括査定サイト ランキング」の訪問査定率部門でLIFULL HOME'S不動産売却査定サービスが4年連続No.1を達成』。 https://lifull.com/news/41073/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  6. LIFULL HOME’S(事業者向け公式、公開日不詳)『LIFULL HOME'S 不動産一括査定で 質の高い仕入れをしませんか?』。 https://www.homes.co.jp/satei/business/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  7. 三井不動産リアルティ 公式(2025-03-31 時点情報を掲載)『三井のリハウス(売買・賃貸)〈事業案内〉』。 https://www.mf-realty.jp/business/rehouse/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  8. 三井不動産リアルティ 公式(沿革ページ、公開日不詳)『リアルティのあゆみ(沿革)』。 https://www.mf-realty.jp/corp/history/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  9. 三井のリハウス 公式(2025-10-24 公開)『不動産査定はネットでできる?オンラインで受けるメリットと注意点』。 https://www.rehouse.co.jp/relifemode/column/at/at_0179/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  10. 三菱地所リアルエステートサービス 公式(公開日不詳)『【公式】TAQSIE|タクシエ あなたによりそう不動産売却』。 https://www.mecyes.co.jp/taqsie/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  11. スターツ「クラモア」公式(公開日不詳)『家を売るならスターツの不動産売却・査定 | クラモア』。 https://kuramore.jp/sell/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  12. マンションナビ 公式(公開日不詳)『【公式】マンションナビ|マンション売却相場・推移・市場 …』。 https://t23m-navi.jp/ (最終確認:2025-11-02 JST)
  13. マンションナビ 公式(公開日不詳)『マンション専門の売却一括査定サイト』。 https://t23m-navi.jp/pages/ikkatsusatei (最終確認:2025-11-02 JST)

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